校長あいさつ

 


 

令和3年の教育活動について

 

校長 中島 邦彦

 

 本校は昭和29年4月に江東区立亀戸中学校より分離開校した中学校です。地域の方々に深い愛情をいただきこの地に学校を建てることができました。そこから60年を経た平成26年度には施設・設備の充実した新校舎が完成しました。江東区の名所である『木場』と関連して、木材がふんだんに使われた木のぬくもりのある校舎となっています。また多様な学習形態を可能にできる2つの多目的室が設置され、言語活動の中核をなす発表活動も常に行える施設となっています。明るく開放感がでるよう、ガラスが大きくとられ、ランチルームの窓からは東京の新名所となったスカイツリーが眺められます。また環境に配慮した屋上緑化がなされ、菜園を作ったり、生徒のくつろぎの場所としても利用できたりと、まさしく時代の最先端をいく素晴らしい施設となっています。この新校舎が生徒・保護者・卒業生・地域の皆様との絆を深め、地域と共にある公立学校として更なる発展が図られて参りました。このような恵まれた環境を生かし、本校の学校経営計画の3つの柱である『質の高い教育を提供する学校』『安心・安全で信頼される学校』『地域に愛され協働する学校』を更に進化させるよう全力で努めたいと考えています。
 そして令和3年度も引き続き江東区感染症予防ガイドラインに則り、生徒の生命を第一優先としつつ、学習や特別活動・部活動等を学校教育の要として、感染症防止対策とバランスをとりながら、学校運営を進めてまいります。その中で重点項目を2点あります。

 ひとつは今年度が新学習指導要領実施の年であり「生徒がいかに自主的に学ぶか」「他者との学び合いの中でいかに自らの考えを発展させていくか」「学んだことをどう生かして発展的な課題を解決するか」そういった能力を育む授業を工夫していくことです。コロナ禍でソーシャルディスタンスを保つという縛りがありますが、短時間での話し合い活動、広い特別教室での授業、プリントやメーセージボードによる意見交換、ICT機器の活用など工夫をして授業を進めてまいります。

 もうひとつはGIGAスクール構想の実施で一人一台の情報端末(クロームブック)が貸与され、学校での授業及び家庭学習で活用できるようになるということです。ミライシードという学習コンテンツの利用が可能になるため、個人の学習状況に応じた個別の学びを進めることができます。学校での学習内容はポートフォリオとして蓄積されるので、自己の学習の振り返りもできます。

 このように学習活動が大きく変わる年になりますが、やはり対面で授業を行うことで、生徒の様子を把握したり、教員と生徒または生徒同士の直接の関わり合いの中で学習意欲を高めたり、学び合ったりする従来のやり方の良さもなくしてはいけないと考えます。学校としてはそれぞれの良さを生かしつつ、バランス良く学習活動を進めてまいります。

 生徒の安全を最優先としつつ、開かれた学校作りを両立するよう努力いたしますので今年度もどうぞよろしくお願いいたします。


 

 

 

更新日:2021年04月16日 18:13:11